私が担当しているコーナーとは別のコーナーだが、ジェームス・スキナー氏が出演するので収録にお邪魔した。
収録の少し前にスタジオに行くと、ディレクターやミキサーやその他知らない人など7、8人がすでにいた。その中で白人の男性は1人だけだったので、スキナー氏に違いないと思った。
しかし、声をかけるのをちょっとためらった。本の表紙の写真などで見るスキナー氏とはだいぶ雰囲気が違うからだ。
スキナー氏がくる、ということを知らなかったら、私はジェームス・スキナー氏とは思わなかっただろう。
本の表紙のスキナー氏はやり手の白人の経営者という感じだが、実物のスキナー氏は白いシャツにジーンズで、気の良いカジュアルな若者という感じだった。
この人があの「成功の9ステップ」の著者? と思わせる雰囲気だった。学生のような雰囲気で、六本木のスターバックスのカウンターの中で働いていても違和感がないだろう。
テーブルの上に「成功の9ステップ」が置いてあったので(収録で使う)、スキナー氏に違いないと確信して、「スキナーさん、ご挨拶をさせてもらったいいですか」と声をかけた。名刺を差し出すと、スキナー氏も懐から名刺入れを出し-----たりはしなかった。
近くに立っていたスーツにネクタイ姿の男性が名刺入れから名刺を一枚出して、スキナー氏に渡し、スキナー氏が私にその名刺を差し出した。
スーツにネクタイ姿の男性は秘書だろうか。このへんはただのカジュアルな男性ではなく、やはり大経営者だ。
(次回に続きます)

成功の9ステップ